『夫を殺したはずなのに』のOPはthe bercedes menz「morning star」、EDはNowlu「ハナセナイ」です。公式発表では挿入歌は案内されていません。
「オープニングで流れる曲は誰が歌っているの?」「エンディングの歌声が気になる」「劇中で流れる曲も主題歌なの?」と、ドラマを見ながら音楽が気になった方も多いのではないでしょうか。
2026年7月6日からテレビ東京系「ドラマプレミア23」で放送されている『夫を殺したはずなのに』は、内田理央さん演じる本庄莉乃が、夫・慶太の裏切りをきっかけに復讐とタイムリープへ巻き込まれていく物語です。
公式に発表されている楽曲は、オープニングテーマがthe bercedes menz「morning star」、エンディングテーマがNowlu「ハナセナイ」。さらに劇中音楽は海田庄吾さんが担当しています。
この記事では、『夫を殺したはずなのに』のOP・ED・挿入歌について、担当アーティストや楽曲の背景まで整理します。
二つの曲が、不倫と復讐だけでは終わらない本作の「時間」と「愛憎」をどのように包んでいるのかも、ドラマ好きの目線からじっくり考えてみますね。
『夫を殺したはずなのに』主題歌は誰?OP・EDを一覧で紹介
『夫を殺したはずなのに』では、一つの楽曲を単独の「主題歌」として使うのではなく、OPとEDに別々のアーティストが起用されています。
現在、テレビ東京が公式に案内している音楽情報を整理すると次の通りです。
使用場面 アーティスト・担当 楽曲名
オープニングテーマ the bercedes menz morning star
エンディングテーマ Nowlu ハナセナイ
劇中音楽 海田庄吾 劇伴
挿入歌 公式発表を確認できず ―
オープニングを飾るのは、3人組バンドthe bercedes menz(ザ・ベルセデス・メンツ)の「morning star」。
エンディングを担当するのは、ミステリアスなハスキーボイスを持つシンガーNowlu(ノウル)の「ハナセナイ」です。
ここで知っておきたいのは、「劇中で流れる音楽」と「挿入歌」は必ずしも同じではないということ。
『夫を殺したはずなのに』では海田庄吾さんが音楽を担当しており、人物の不安や緊迫感、タイムリープの不可思議さなどを支えるBGMも作品の重要な一部になっています。
一方、2026年8月22日時点でテレビ東京の公式楽曲ページに明記されている歌唱曲はOPとEDの2曲です。
そのため、現状は「OPとEDは発表済み、独立した挿入歌は公式発表を確認できない」と整理するのが最も分かりやすいでしょう。
そして、この2曲はただ雰囲気の違う楽曲を並べたというより、それぞれ違う方向からドラマの本質に触れているように感じます。
私には、OPの「morning star」は“時間から抜け出せるのか”という問いを、EDの「ハナセナイ」は“人との関係から離れられるのか”という問いを映しているように思えるのです。
『夫を殺したはずなのに』OPはthe bercedes menz「morning star」
『夫を殺したはずなのに』のオープニングテーマは、the bercedes menz「morning star」です。
the bercedes menzは、2022年に結成された3人組バンド。
公式プロフィールでは「ハードコアJ-POPバンド」を掲げる存在として紹介され、ライブ以外では基本的に顔を出さないミステリアスな活動スタイルでも知られています。
2026年1月公開の映画『ヒグマ!!』では初のタイアップとなる主題歌を担当し、そのミュージックビデオには主演の鈴木福さんと監督の内藤瑛亮さんも参加しました。
さらに2026年2月にはメジャーデビューを発表。
2026年5月27日にはVAPからメジャー1stアルバム『weapons』をリリースし、その4曲目に「morning star」が収録されています。アルバムは全9曲で構成されています。
まだ長いメジャーキャリアを持つバンドではありませんが、映画に続いて連続ドラマのOPを担当していることを考えると、その個性的なサウンドが映像作品との組み合わせで注目されていることがうかがえますね。
「morning star」はタイムリープとどう重なる?
「morning star」を理解するうえで特に重要なのが、ベース担当・田中喉笛さんがドラマ公式サイトに寄せたコメントです。
田中さんは、どんなことが起きても時間は進み、明日はやって来るという、ごく当たり前の日常感覚を楽曲の軸として説明しています。
ところが『夫を殺したはずなのに』では、その「当たり前」が崩れてしまいます。
主人公・本庄莉乃は夫・慶太の不倫を知り、人生を大きく揺さぶられます。
しかも物語にはタイムリープという要素が加わり、一度経験したはずの時間へ再び戻されてしまう。
本来なら、どれほどつらい一日でも日付が変われば昨日になります。
けれどこのドラマでは、その一日から抜け出せる保証すらないのです。
田中さん自身も公式コメントで、もし同じ今日がもう一度繰り返されるとして、それが夫と浮気相手を殺す日だったら重すぎるという趣旨をユーモアを交えながら語っています。
そして、繰り返される最悪の一日にも、いつか明日は来るだろうという視点を示しています。
ここが「morning star」とドラマのタイムリープを結びつける、とても大切な部分ですね。
私は、このOPが単に「タイムリープだから時間をテーマにした曲」というだけではないところに惹かれます。
本作で怖いのは、過去へ戻ることそのものよりも、今日を終わらせられないことなのではないでしょうか。
タイムリープ作品では、時間を戻せることが「失敗をやり直せる希望」として描かれる場合もあります。
しかし『夫を殺したはずなのに』では、すでに心を深く傷つけられた主人公が、再び同じ関係や出来事へ向き合うことになります。
やり直せるから幸せなのではなく、やり直さなければならないから苦しい。
そんな本作のねじれた時間感覚を考えると、「どんな日にも次の日が来る」という一見当たり前の言葉が、急に切実なものとして響いてくるのですね。
『weapons』に収録された「morning star」は何曲目?
「morning star」は、2026年5月27日に発売されたthe bercedes menzのメジャー1stアルバム『weapons』に収録されています。
VAPが発表している収録順では、全9曲中の4曲目です。
ドラマをきっかけにthe bercedes menzを知った方なら、「morning star」だけでなくアルバム全体を聴いてみると、バンドの音楽性がよりつかみやすいかもしれません。
OPではドラマの映像と一緒に耳へ入ってくるため物語の印象が強く残りますが、楽曲単体で聴くと、また違った表情に気づけそうですね。
『夫を殺したはずなのに』EDはNowlu「ハナセナイ」
エンディングテーマは、Nowlu「ハナセナイ」です。
テレビ東京の公式情報によると、「ハナセナイ」は『夫を殺したはずなのに』のためにNowluが書き下ろした楽曲です。
楽曲は2026年7月28日にリリースされました。
ドラマが始まる瞬間を勢いよく連れていく「morning star」に対し、「ハナセナイ」は一話を見終えた視聴者の心に感情を残す曲。
同じドラマの中で使われる2曲ですが、担っている役割はかなり違います。
Nowluとはどんなアーティスト?
Nowluという名前には、Night(夜)、Owl(フクロウ)、Luna(月)という三つの言葉の意味が込められています。
2021年のオーディション「THE OVERSEA TREASURE 2021」でファイナリストとなり、2022年6月、TVアニメ『薔薇王の葬列』第2クールEDテーマ「螺旋」でメジャーデビューしました。
同年11月に発表された2ndシングル「Stuck on you」は、テレビ東京の公式プロフィールでは通算1300万回再生を記録したと紹介されています。
Nowluの歌声を表す言葉として公式プロフィールに登場するのが、「真っ黒な透明感」。
少し不思議な表現ですが、実際に本作のEDを聴いてみると、その意味がじんわり伝わってくるように感じます。
柔らかさがあるのに、どこか影がある。
優しいだけでは終わらず、声の奥に言葉にならない感情が残る。
愛していた夫への憎しみと、簡単には消えない過去を抱える『夫を殺したはずなのに』には、とてもよく似合う声ですね。
「ハナセナイ」というタイトルが意味するものは?
Nowluは公式コメントで、今回の楽曲制作について、自身にとって未知の領域へ踏み込み、新しい扉の前に立つような気持ちで書き下ろしたことを明かしています。
また『夫を殺したはずなのに』を、不倫とタイムリープが交差する復讐劇として捉え、その独特な世界へ再びドラマ音楽として入り込めることへの喜びも語っています。
そして私がどうしても気になってしまうのが、「ハナセナイ」というカタカナのタイトルです。
公式にはタイトルを特定の漢字に置き換えた意味までは説明されていません。
だからこそ、「離せない」「話せない」など、耳で聞いたときにいくつもの言葉が重なって感じられます。
これはあくまで私の解釈ですが、本作にかなり似合ったタイトルだと思います。
裏切られたのだから離れたい。
復讐したいほど憎い。
それなのに、夫婦として積み重ねた時間まで一瞬で消せるわけではない。
さらに、登場人物それぞれが胸の内をすべて「話せる」わけでもありません。
相手を離せない気持ちと、真実を話せない状況。
その二重性を想像させるところに、「ハナセナイ」という表記の面白さがあるように感じます。
ただし、これはドラマを見たうえでの筆者の解釈です。公式が「離せない」「話せない」のダブルミーニングだと明言しているわけではない点は分けて考えておきたいですね。
この一線をきちんと引いておくことも、作品を自由に考察しながら楽しむうえでは大切だと思います。
『夫を殺したはずなのに』挿入歌はある?劇中音楽との違いも整理
2026年8月22日時点で、テレビ東京の『夫を殺したはずなのに』公式楽曲ページには、独立した挿入歌としての楽曲は掲載されていません。
公式ページで案内されている歌唱曲は、
- OP:the bercedes menz「morning star」
- ED:Nowlu「ハナセナイ」
の2曲です。
一方、番組のスタッフ情報では、ドラマ全体の「音楽」を海田庄吾さんが担当していることが明記されています。
ここは検索すると少し混乱しやすいところですね。
ドラマの途中で聞こえる音楽が印象的だったとしても、それが必ずしもアーティスト名義で発表される「挿入歌」とは限りません。
会話の後ろに流れる緊張感のある音、悲しい場面に重なるメロディー、タイムリープの異変を強調する音楽などは、物語を支える劇伴として作られている場合があります。
『夫を殺したはずなのに』の場合も、OP・EDとは別に海田庄吾さんによる劇中音楽が作品を支えている、と考えると整理しやすいですね。
今後サウンドトラックや新たな挿入歌が発表される可能性までは否定できません。
ただし現段階では、公式発表にない曲名を「挿入歌」と断定するのは避けたほうが正確です。
ドラマの楽曲を検索すると、動画サイトや音楽配信サービスの関連表示によって、作品とは直接タイアップしていない曲が並ぶこともあります。
「ドラマで使われた曲なのか」「関連検索で表示されただけなのか」を分けて確認することが、楽曲情報を探すときの小さなコツですね。
OP「morning star」とED「ハナセナイ」はなぜドラマに合う?
『夫を殺したはずなのに』のOPとEDを並べると、二つの曲が別々の角度から物語を挟み込んでいるように感じます。
私なりに整理すると、「morning star」は時間、「ハナセナイ」は人間関係を強く意識させる楽曲です。
OPを担当するthe bercedes menz側のコメントで中心に置かれているのは、「どんなことがあっても明日は来る」という時間の感覚。
ところがドラマではタイムリープによって、その当たり前が崩れます。
「明日へ進めるのか」という問いが、オープニングから静かに置かれているように見えるのです。
一方、EDの「ハナセナイ」が流れるのは、一話分の出来事を見届けたあと。
復讐や裏切りが描かれても、人間の感情は事件のように簡単には決着しません。
だから私は、この二つの曲から、
「この一日から抜け出せるのか」
そして、
「この関係から抜け出せるのか」
という二つの問いを感じます。
この視点で見ると、不倫とタイムリープという、一見かなり離れて見える二つの要素がきれいにつながってきます。
時間のループは、「抜け出したいのに抜け出せない状況」。
愛憎関係も、「終わらせたいのに心まで簡単には終わらない関係」。
つまり『夫を殺したはずなのに』は、時間と感情という二種類の“抜け出せなさ”を描いている作品なのかもしれません。
ここが、私がこのOP・EDの組み合わせを面白いと感じる一番の理由です。
OPは未来を向き、EDは感情を残して終わる
もう一つ注目したいのが、OPとEDが視聴者を向かせる方向です。
オープニングは物語がこれから始まる場所なのに、「morning star」を通して“次の日”や時間の先を意識させます。
反対にエンディングは一話が終わる場所なのに、「ハナセナイ」という言葉が、まだ終わっていない人間関係を心に残します。
つまり視聴者は、OPで先へ進もうとし、EDで再び登場人物の感情へ引き戻される。
この前進と引き戻しの繰り返しは、タイムリープそのものにも少し似ていますね。
ドラマを一度見ただけでは、どうしてもストーリーの展開や謎に意識が向きがちです。
けれど二度目に見るなら、「この回の始まりにmorning starが流れ、最後にハナセナイが流れる意味」を意識してみるのも面白いと思います。
同じエピソードでも、莉乃の気持ちが少し違って見えてくるかもしれません。
『夫を殺したはずなのに』主題歌から今後の物語を考察
ここからは、公式に発表されている楽曲情報やアーティストコメントを踏まえた、私なりの考察です。
『夫を殺したはずなのに』というタイトルから最初に気になるのは、やはり「なぜ殺したはずの夫が生きているのか」という謎ですよね。
けれど「morning star」と「ハナセナイ」を一緒に見ていくと、本作のゴールは単にタイムリープの仕組みを解明することだけではないように思えてきます。
私は、莉乃が最終的に問われるのは、自分自身の人生を“明日”へ進められるかどうかではないかと考えています。
夫の裏切りを知った瞬間から、莉乃の人生は慶太に支配されるようになります。
幸せだった過去も、復讐したい現在も、タイムリープによって繰り返される時間も、すべて夫との関係を中心に回ってしまう。
だとすれば、ループから抜け出すことと、慶太との関係に人生を縛られなくなることは、物語上かなり近い意味を持ってくるのではないでしょうか。
「夫を殺せば終わる」のではない。
「夫を憎まなくなれば終わる」と単純に言えるものでもない。
自分が失ったものや傷ついた感情と向き合い、それでも自分の時間をもう一度前へ進められるのか。
そんな問いが、この物語の奥にあるように私は感じます。
だからこそOP側に「明日」という感覚があり、ED側には「ハナセナイ」という簡単には切れない感情を想像させる言葉が置かれている。
一話分のドラマが、その二つの間に挟まれていると考えると、とても興味深い構造ですよね。
また、音楽を担当するアーティストの選び方にも作品らしさがあります。
the bercedes menzは2022年結成で、2026年にメジャーデビューを発表したばかりの3人組バンド。
Nowluも2022年にメジャーデビューしたアーティストです。
いずれも、何十年ものキャリアを持つ定番の大物アーティストを配置した形ではありません。
ここからは私見ですが、知名度だけではなく、少し危うく、既存のジャンルにきれいに収まらない『夫を殺したはずなのに』の空気に合う個性を優先した組み合わせに感じられます。
不倫ドラマでありながら、ただ夫婦の修羅場を描くだけではない。
復讐劇でありながら、一度復讐すれば終わるわけでもない。
さらにタイムリープSFの仕掛けまで加わっている。
そうした「何のジャンルと一言で言えばいいのか分からない面白さ」を持つ作品だからこそ、OPとEDにも少し予想を外すような二組が似合うのでしょう。
音楽を入口に作品を眺め直すことで、『夫を殺したはずなのに』が単なる刺激的な復讐ドラマではなく、時間を前へ進めることと、壊れた関係を終わらせることを重ねた物語として見えてくる。
これが、主題歌を調べていて私が一番面白いと感じたポイントでした。
『夫を殺したはずなのに』主題歌・OP・ED・挿入歌まとめ
『夫を殺したはずなのに』のオープニングテーマは、the bercedes menz「morning star」です。
the bercedes menzは2022年結成の3人組“ハードコアJ-POPバンド”で、「morning star」は2026年5月27日に発売されたメジャー1stアルバム『weapons』の4曲目に収録されています。
エンディングテーマは、Nowlu「ハナセナイ」。
『夫を殺したはずなのに』のために書き下ろされた楽曲で、2026年7月28日にリリースされました。Nowluの影を帯びたハスキーボイスが、不倫、復讐、タイムリープが絡み合う作品に深い余韻を残しています。
また、ドラマ全体の音楽は海田庄吾さんが担当していますが、2026年8月22日時点で、テレビ東京公式サイトに独立した挿入歌として掲載されている楽曲は確認できません。
そのため現在の楽曲情報は、OP「morning star」、ED「ハナセナイ」、劇中音楽・海田庄吾と整理すると分かりやすいでしょう。
そして二つの主題曲を一緒に見ていくと、OPからは「時間」、EDからは「切れない人間関係」という、本作を支える二つのテーマが浮かび上がってきます。
何度やり直しても簡単には終わらない一日。
裏切られても、記憶まで簡単には消せない夫婦の時間。
『夫を殺したはずなのに』の苦しく、少し不思議で、それでも続きが気になってしまう世界を、OPとEDが入口と出口から違った角度で包んでいるのですね。
次にドラマを見るときは、ストーリーだけでなくOPとEDにも少し耳を澄ませてみませんか。
「なぜこの場面の前にmorning starが流れ、最後にハナセナイが残るのか」と考えてみると、莉乃たちの物語がもう一段深く見えてくるかもしれません。
よくある質問
『夫を殺したはずなのに』の主題歌は誰が歌っていますか?
公式には、OPをthe bercedes menz、EDをNowluが担当しています。
オープニングテーマがthe bercedes menz「morning star」、エンディングテーマがNowlu「ハナセナイ」です。
『夫を殺したはずなのに』の「morning star」はどのアルバムに収録されていますか?
the bercedes menzのメジャー1stアルバム『weapons』に収録されています。
アルバムは2026年5月27日発売で、「morning star」は全9曲中4曲目に収録されています。
『夫を殺したはずなのに』に挿入歌はありますか?
2026年8月22日時点で、テレビ東京の公式楽曲ページには独立した挿入歌は掲載されていません。
公式に発表されている歌唱曲はOP「morning star」とED「ハナセナイ」で、劇中音楽は海田庄吾さんが担当しています。今後追加の楽曲情報が発表された場合は、最新の公式情報を確認するのが確実です。
ライオポン(ドラマ命の専業主婦ライター)


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