ドラマ『マイ・フィクション』は、周囲から存在を忘れられた男が、書き換えられた記憶と自分の本当の人生を追うサスペンス・ラブストーリーです。
玉森裕太さん演じる主人公はなぜ妻から忘れられたのか、別人がなぜ「伊川正樹」として暮らしているのか。第7話までに明らかになった内容を、物語の流れが分かるように整理します。
ドラマ『マイ・フィクション』とは?結局どんな話なのか
『マイ・フィクション』は、2026年7月5日からABCテレビ・テレビ朝日系で放送されている連続ドラマです。
一言でまとめると、「自分だと思っていた人生そのものが、誰かによって作られていた」と知った主人公が、本当の記憶と家族を取り戻そうとする物語です。
主人公は、玉森裕太さん演じる33歳の介護士・伊川正樹。
老人ホーム「はるなぎ園」で働き、妻・真弓と文鳥のピョートルと暮らしていました。
ところが事故から1週間後に目を覚まして自宅へ戻ると、妻は正樹を知りません。
さらに、元同僚の多田義孝が周囲から「伊川正樹」と認識され、正樹の家で真弓と暮らしていました。
つまり物語の出発点は、次のような謎です。
- なぜ妻も職場の人も正樹を忘れたのか
- なぜ多田義孝が「伊川正樹」になっているのか
- 正樹が覚えている夫婦生活は本当にあったのか
- 二宮由梨の亡き夫がなぜ正樹と同じ顔なのか
- 人々の記憶を変えたのは誰なのか
そして第4話以降、さらに大きな真実が明らかになります。
現在「伊川正樹」と名乗っている主人公の正体は、2年前に亡くなったはずの元警察官・二宮祐介でした。
さらに妻・伊川真弓も、本当は石野奈々美という別の過去を持つ女性です。
その背景にあるのが、犯罪者の記憶を書き換え、別人として社会へ戻す極秘計画「Persona Shift program(ペルソナ・シフト・プログラム)」でした。
最初は「主人公だけが忘れられた」という不可解なサスペンスに見えますが、話数を重ねるほど「自分とは何か」「記憶が偽物でも、そこで生まれた愛まで偽物なのか」という物語へ変わっていきます。
ここが『マイ・フィクション』の大きな特徴ですね。
『マイ・フィクション』の内容は?伊川正樹に起きたこと
物語の舞台は、「事件件数ゼロ」の記録を伸ばし続けている平和な町・森沼ネクスタウンです。
伊川正樹は老人ホーム「はるなぎ園」で介護士として働き、結婚6年目の妻・真弓と穏やかな毎日を送っていました。
職場にも家庭にも大きな問題はありません。
ところが、町が月に一度実施する無料定期健診を受けた日から、正樹の日常は崩れ始めます。
正樹の前に現れたのは、見知らぬ男・津村大輔。
津村と目が合った瞬間、正樹は激しい頭痛に襲われます。
その後も再び頭痛が起こり、正樹は川へ転落して意識を失いました。
1週間後、病院で目覚めた正樹はスマートフォンも身分証明書もなくしていました。
それでも「家に帰れば真弓がいる」と信じて自宅へ向かいます。
しかし、真弓は正樹を夫として認識しません。
しかも家には「はるなぎ園」の元同僚・多田義孝がおり、周囲にとっては多田こそが伊川正樹になっていました。
職場でも同じです。
誰ひとり正樹を覚えておらず、自分の名前も仕事も家も妻もあるはずなのに、それが自分のものだと証明できません。
私は第1話の怖さは、怪物や殺人事件のような分かりやすい恐怖ではなく、自分が確かに生きてきた日常を社会全体から否定されることにあると感じました。
記憶があるのは自分だけ。
そうなったとき、「正しいのは自分なのか、それとも世界なのか」という足元まで揺らいでしまいます。
『マイ・フィクション』第1話~第4話のあらすじ|主人公の正体は?
第1話から第4話までは、「伊川正樹とはいったい誰なのか」が大きな軸になっています。
周囲がおかしいと思っていた物語が、やがて主人公自身の記憶まで疑わなければならない展開へ変わっていきます。
第1話|妻も職場も伊川正樹を覚えていない
2026年7月5日放送の第1話では、正樹が川へ転落し、1週間後に目覚めるところから物語が始まります。
帰宅した正樹を真弓は夫として認識せず、職場「はるなぎ園」の仲間も正樹を覚えていません。
さらに、かつての同僚・多田義孝が「伊川正樹」として暮らしていました。
病院で検査を受けても、正樹自身に大きな異常は見つかりません。
そんな正樹を助ける人物として登場するのが、森川葵さん演じる二宮由梨です。
一方、事故直前に正樹の前へ現れた津村大輔も再び姿を見せます。
第1話では「正樹だけが記憶を失っている」のではなく、周囲から正樹についての記憶が消えているように見えることがポイントでした。
第2話|死んだはずのピョートルと二宮祐介
7月12日放送の第2話では、正樹が覚えている出来事と現実の食い違いがさらに広がります。
正樹は真弓に結婚記念日のことや、二人が飼っていた文鳥ピョートルについて話し、自分こそ夫だと伝えます。
しかし真弓の記憶は戻りません。
それだけではありません。
正樹は「死んだピョートルを埋めた」と覚えていましたが、庭を掘り返しても亡骸はありませんでした。
そして家の中には、死んだはずのピョートルが生きていたのです。
周囲だけではなく、正樹自身が覚えている過去まで信用できなくなってきます。
さらに二宮由梨の家で、正樹は決定的なものを目にします。
由梨が2年前に事故で亡くした夫・二宮祐介の遺影です。
その顔は正樹と瓜二つでした。
二宮祐介も玉森裕太さんが演じています。
ここで物語の問いは、「なぜ伊川正樹が忘れられたのか」から「そもそも目の前の男は本当に伊川正樹なのか」へ変わります。
第3話|今度は正樹が二宮由梨を忘れる
7月19日放送の第3話では、「はるなぎ園」の入所者からもらった小銭入れの中から、正樹と真弓が一緒に写った写真が見つかります。
これによって、正樹が覚えていた真弓との生活が完全な妄想ではなかったことが分かります。
ところが翌日。
正樹は何事もなかったかのように真弓と暮らし、「はるなぎ園」に伊川正樹として出勤していました。
森沼ネクスタウンは事件件数ゼロ・連続1111日に到達。
一見すると正樹の日常が戻ったように見えます。
しかし、事故前と同じような会話や状況が繰り返される不自然さがありました。
さらに正樹は、前日まで自分を助けてくれていた二宮由梨のことを忘れてしまいます。
ここは物語の大きな転換点です。
それまでは「周囲の記憶が変えられた」という話に見えていたのに、正樹自身も同じ影響を受けると分かります。
世界そのものが変わったのではなく、人間の記憶が操作されているのではないかという可能性が急に強くなりました。
第4話|伊川正樹は二宮祐介だった
7月26日放送の第4話では、主人公の正体に関する大きな事実が判明します。
津村がひそかに実施したDNA鑑定によって、「伊川正樹」として生きている主人公は、二宮由梨の夫で、2年前に死亡したはずの二宮祐介本人だと分かりました。
つまり正樹が覚えている「伊川正樹としての人生」そのものが、本来の彼の過去ではない可能性が出てきます。
さらに津村大輔についても過去が明らかになります。
津村は7年前に殺人を犯し、最近まで服役していた人物でした。
そしてもう一人、8年前に無差別殺人事件を起こした室谷隆敏が登場します。
室谷はその後、津村によって殺害されたとされていました。
ところが、ある施設で生きていることが分かります。
死んだはずの二宮祐介が生きている。
殺されたはずの室谷隆敏も生きている。
ここまで来ると本作では、「死亡」「服役」「名前」といった客観的な情報ですら、簡単には信じられません。
この構造によって視聴者自身も主人公と同じように、「いま見ている事実は本当に事実なのか」と疑わされるのです。
『マイ・フィクション』第5話~第7話のあらすじ|記憶改ざんの仕組みが判明
第5話以降は、「伊川正樹という人生がなぜ存在したのか」という仕組みの部分へ物語が進みます。
核心となるのが、Persona Shift programです。
第5話|伊川真弓の本名は石野奈々美
8月2日放送の第5話では、宮澤エマさん演じる伊川真弓にも別の過去があると分かります。
真弓の本名は、石野奈々美。
奈々美は7年前、夫・石野辰哉を殺害したとして懲役10年の実刑判決を受けていました。
本来ならまだ服役している時期です。
ところが現在は「伊川真弓」として森沼ネクスタウンで生活していました。
さらに奈々美には美羽という娘がおり、父親の死後は児童養護施設「虹の庭 こども寮」で暮らしています。
つまり第1話で描かれていた「伊川正樹と伊川真弓の結婚生活」は、二人が生まれたときから持っていた本来の人生ではありません。
しかし、ここがこのドラマを単純な「偽りの人生」の話にしていない部分です。
設定された人格だったとしても、二人が一緒に過ごした時間自体は存在します。
笑ったことも、相手を心配したことも、文鳥を家族として愛した時間もありました。
人生の始まりが作られていたとしても、その後に生まれた感情まで作り物と言えるのか。
『マイ・フィクション』というタイトルが、このあたりからより深く響いてきます。
第6話|Persona Shift programとは?
8月9日放送の第6話では、物語を動かしていた仕組みが具体的に明らかになります。
香坂睦美が過去に担当していた無期懲役受刑者のうち、複数の人物が獄中から姿を消していました。
その中には室谷隆敏も含まれています。
さらに8年前、香坂が警察上層部から極秘プロジェクトへの協力を求められていたことも判明します。
それが、医薬品メーカー「ニューロヴァイス・コーポレーション」が研究していたPersona Shift programでした。
Persona Shift programは、記憶移植技術によって犯罪者の記憶を書き換え、別の人格・人生を与えて社会へ戻す囚人更生計画です。
つまり「伊川正樹」「伊川真弓」という人物は、単なる偽名ではありません。
記憶そのものを書き換えられたことで成立していた人格だったわけですね。
香坂は当初、この計画を人権侵害だとして拒絶していました。
一方で、その後の香坂は計画やニューロヴァイスと複雑に関係し、真相を追う津村を妨害するような動きも見せています。
このPersona Shift programが面白いのは、単にドラマの謎を説明する装置ではないところです。
記憶改ざんを扱うサスペンスでは、「本当の記憶は何か」「黒幕は誰か」が中心になりがちです。
しかし『マイ・フィクション』では、そこへ家族との関係や愛情が強く結び付いています。
過去を消せば罪を犯した人格まで消えたと言えるのか。
本人が幸せそうなら、同意なく記憶を書き換えてもよいのか。
さらに、その新しい人生の中で誰かを本当に愛した場合、その感情を「偽物」と切り捨ててよいのか。
本作は謎解きの答えを示すほど、別の問いが生まれる構造になっています。
第7話|二宮祐介は由梨に真実を隠す
8月16日放送の第7話では、記憶を取り戻した二宮祐介が、由梨と息子・賢人のもとへ戻ります。
二宮は由梨に、Persona Shift programは廃止されたと説明します。
さらに津村は殺人の罪で逮捕され、奈々美は娘と安全な場所で新しい生活を始めたと伝えました。
そして「これで全部、元通り」だと由梨を安心させます。
しかし実際には違いました。
津村と奈々美は、ニューロヴァイスの施設に監禁された状態に置かれていました。
二宮は由梨に隠れて香坂と接触し、すべてを知った津村と奈々美を差し出す代わりに、由梨と賢人へ近づかないよう交渉していたのです。
ここで主人公の立場が大きく反転します。
序盤の二宮は、自分の人生を誰かに書き換えられた被害者でした。
ところが本来の記憶を取り戻したあとは、家族を守るためとはいえ、今度は自分が他人から真実を隠す側へ回ります。
この反転によって、「被害者だから正しい」「計画に関わった人間だから悪い」という単純な構図では見られなくなりました。
第7話のサブタイトル「愛のため、重ねた嘘」が示す通り、愛情そのものは本物でも、そのために選んだ手段まで正当化できるのかが問われています。
『マイ・フィクション』の見どころは?難しいドラマなのか
『マイ・フィクション』は設定だけを見ると少し複雑です。
登場人物に別の名前や過去があり、さらに記憶そのものが変更されるため、途中から見ると人物関係が分かりにくく感じるかもしれません。
ただし、物語の流れは意外とシンプルです。
最初の疑問は「なぜ正樹だけが忘れられたのか」。
そこから、
正樹は本当に正樹なのか
↓
正樹は二宮祐介だった
↓
真弓も本当は石野奈々美だった
↓
二人には作られた記憶が与えられていた
↓
Persona Shift programによって人生そのものが作り替えられていた
と、一つの謎を解くたびに次の謎へ進む構成になっています。
そのため、話数ごとに「今回は何が判明したのか」を押さえていけば、極端に難しいドラマではありません。
また、本作をパラレルワールドものだと思った方もいるかもしれません。
しかし第7話までの内容を見る限り、別世界へ移動したというより、現実世界の中で人々の記憶や人格が人為的に操作されていた物語として描かれています。
そしてドラマ好きとして特に印象に残るのは、設定よりも人間関係です。
アイデンティティを扱うサスペンスでは、「自分の本当の過去を取り戻すこと」が最終目的になりやすいですよね。
ところが『マイ・フィクション』では、過去を取り戻せば必ず幸せになるとは限りません。
二宮祐介としての人生を取り戻せば、伊川真弓として一緒に過ごした奈々美との時間はどうなるのか。
由梨が失っている記憶を取り戻せば、現在の家族関係はどう変わるのか。
真実を知ることと、幸せになることが同じ方向を向いていない。
このズレこそが、本作を普通の記憶改ざんサスペンスより切ない物語にしていると感じます。
『マイ・フィクション』最終回はどうなる?第8話の公式予告から考察
『マイ・フィクション』は全8話の予定で、最終話は2026年8月23日に放送予定です。
通常は毎週日曜午後10時15分からですが、最終話は『有働Times』拡大放送の影響で15分繰り下がり、午後10時30分から午後11時24分までの予定とされています。
最終話のサブタイトルは「ただ、君が笑ってくれるなら」。
ここから先は、第8話の公式予告・事前あらすじで示されている内容を含みます。
公式の事前情報では、室谷隆敏による賢人の誘拐事件をきっかけに、由梨と津村の過去が明らかになっていきます。
7年前、由梨と津村は婚約関係にあったとされています。
しかし現在の由梨には、その記憶がありません。
由梨が夫として愛しているのは二宮祐介です。
そのため第8話では、由梨の記憶改ざんに二宮が関与したのではないかという疑惑が大きな焦点になります。
事前あらすじでは、由梨と津村から問い詰められた二宮が、7年前に起きた出来事について真実を語る展開も示されています。
さらに、その真実を知った由梨の二宮に対する感情が変化していくことも予告されています。
ここからは私見です。
最終回で本当に決着をつける必要があるのは、Persona Shift programの仕組みだけではないでしょう。
むしろ最大の問いは、「愛する人を守るためなら、その人の記憶や選択を奪ってもいいのか」という点にあるように見えます。
二宮は由梨と賢人を守ろうとしています。
奈々美は娘・美羽との人生を取り戻したい。
津村も失った過去と由梨との関係を知ろうとしています。
香坂にも娘・ゆず季をめぐる事情があります。
それぞれの行動の根には、「大切な人を守りたい」という感情があります。
だからこそ難しいのです。
悪意だけで他人の人生を操作しているのなら、答えはもっと簡単でしょう。
しかし「あなたの幸せのため」という善意や愛情が理由になった瞬間、本人の意思を奪うことまで正しいと思い込んでしまう危うさが生まれます。
最終回タイトルの「ただ、君が笑ってくれるなら」は、とても優しい言葉です。
けれど相手を笑顔にするために、相手自身が知るべき真実を隠してもよいのでしょうか。
「笑っていてほしい」と願うことと、「自分が望む人生を相手に与えること」は同じではありません。
二宮が由梨の記憶にどこまで関与していたのかは、第7話までの段階では確定していません。
だからこそ最終回では、記憶改ざんへの関与を疑われる二宮が何をしたのか、そしてなぜそうしたのかを事実として切り分けて見る必要がありそうです。
もう一つ注目したいのが、森沼ネクスタウンの「平和」です。
物語序盤では事件件数ゼロの記録が町の誇りのように描かれ、第2話では1109日、第3話では1111日へ伸びていきます。
一見すると、とても安全で理想的な町です。
しかし物語が進むと、その平穏の裏側にはPersona Shift programや記憶操作、管理された人生が存在していました。
ここには、「問題が見えなくなったこと」と「問題が解決したこと」は同じではないという皮肉も感じられます。
犯罪者の記憶を書き換え、別人として社会へ戻せば、表面上は穏やかになるかもしれません。
でも、そのために本人の人格や過去、家族との関係まで消すなら、それを本当の更生と呼べるのか。
本作はサスペンスを通して、かなり重い問いを最後まで残しています。
『マイ・フィクション』はどんな人におすすめ?
『マイ・フィクション』は、毎話ひとつずつ真実が明らかになり、それまで信じていた前提が崩れていくタイプのドラマです。
「この人は誰?」「この記憶は本物?」と考えながら見る考察系サスペンスが好きな方には、特に楽しみやすい作品でしょう。
ただし、謎だけを追うドラマではありません。
二宮と由梨、由梨と息子・賢人、奈々美と娘・美羽、香坂と娘・ゆず季など、物語の中心には何度も家族が置かれています。
記憶が消えても残る感情。
失った人を取り戻したい気持ち。
相手を守るためについた嘘。
こうした感情がサスペンスの仕掛けと重なっているため、謎解きより人間ドラマを重視して見る方にも入りやすいと思います。
とくに私は、「本当の記憶を取り戻せば幸せになれる」と単純に描いていないところが本作らしいと感じています。
偽物だったと判明した人生にも、確かにそこで過ごした時間があります。
誰かに作られた「フィクション」から始まった人生でも、その中で生まれた愛情まで消してしまえるのか。
そこを考えながら見ると、タイトルの意味も少しずつ変わって見えてきますね。
まとめ|『マイ・フィクション』は記憶と人生をめぐるサスペンス
ドラマ『マイ・フィクション』は、事故から目覚めた伊川正樹が、妻や職場の仲間から存在を忘れられ、別人に自分の人生を奪われていたところから始まるサスペンス・ラブストーリーです。
物語が進むと、「伊川正樹」として生きていた主人公の正体は、2年前に死亡したはずの二宮祐介だと判明します。
妻・伊川真弓も、本当は石野奈々美という別の過去を持つ人物でした。
その背景に存在していたのが、犯罪者の記憶を書き換えて別人格として社会へ戻す極秘計画Persona Shift programです。
第1話の「なぜ自分だけが忘れられたのか」という謎は、やがて「自分を自分にしているものは何なのか」という大きなテーマへ広がりました。
さらに第7話では、記憶を取り戻した二宮自身が家族を守るために由梨へ真実を隠し、津村や奈々美を犠牲にする側へ踏み込んでいます。
最終回で注目したいのは、単純な黒幕探しだけではありません。
由梨の記憶改ざんへの関与を疑われる二宮が実際に何をしたのか、そして「相手を守るための嘘」を愛と呼べるのか。
『マイ・フィクション』は、記憶改ざんという大きな仕掛けを使いながら、「自分の人生は誰が決めるものなのか」を静かに問いかけているドラマなのだと思います。
よくある質問
『マイ・フィクション』はどんな話ですか?
事故から目覚めた主人公・伊川正樹が、妻や職場の人々から存在を忘れられ、別人が自分として暮らしている謎を追うサスペンス・ラブストーリーです。
物語後半では、人間の記憶を書き換える極秘計画「Persona Shift program」が事件の背景にあると判明します。
『マイ・フィクション』はパラレルワールドのドラマですか?
第7話までの内容では、別の世界へ移動したパラレルワールドものとしてではなく、同じ現実の中で人々の記憶や人格が人為的に操作されていた物語として描かれています。
正樹自身の記憶も変更されていたことが、物語を理解する重要なポイントです。
『マイ・フィクション』の主人公・伊川正樹の正体は誰ですか?
伊川正樹として生きていた主人公は、DNA鑑定によって、2年前に死亡したとされていた二宮祐介本人だと判明しています。
伊川正樹/二宮祐介はいずれも玉森裕太さんが演じています。



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