『君の好きは無敵』のロケ地は、五反田JPビルディングやビストロ・ド・ラパン、恵比寿ガーデンプレイスタワーなど、東京を中心に幅広く使われています。
2026年7月14日にスタートした火曜ドラマ『君の好きは無敵』では、杏奈と瀬尾が働くオフィスやレストラン、イベント会場、街角まで、実在する場所が物語の舞台として登場しています。この記事では、『君の好きは無敵』のロケ地・撮影場所を、レストランやオフィスを中心に分かりやすく整理していきます。
『君の好きは無敵』ロケ地・撮影場所はどこ?主要スポットを一覧で確認
『君の好きは無敵』第1話を中心に確認できる撮影場所は、東京都内だけでなく千葉県柏市などにも広がっています。
特に印象的なのは、杏奈(松本若菜さん)がかつて働いていた大手コンサル会社、瀬尾(佐野勇斗さん)が関わる仕事先、そして登場人物たちが日常を過ごす飲食店や街並みです。
主なロケ地を整理すると、次のようになります。
劇中の場所・シーン ロケ地・撮影場所 所在地
宝来コンサルティング外観 五反田JPビルディング 東京都品川区西五反田8-4
MERRYロビー 恵比寿ガーデンプレイスタワー 東京都渋谷区恵比寿4-20
ZAPAANロビー aneos 本社ビル 東京都目黒区中央町1-5
練馬コンペ会場 東京電機大学 東京千住キャンパス 東京都足立区千住旭町5
イベント会場 KOIL TERRACE by Mitsuifudosan 千葉県柏市若柴226
病院 東京リハビリテーションセンター世田谷 東京都世田谷区松原6-37
キッチン迫田 ビストロ・ド・ラパン 東京都台東区浅草橋3-28
杏奈のバイト先 キャンディー・ショータイム キャットストリート店 東京都渋谷区神宮前6-7
「かわいい」を調査する店 キデイランド 原宿店 東京都渋谷区神宮前6-1
ゲームセンター タイトーステーション BIGFUN平和島店 東京都大田区平和島1-1
アジア食材店 亜州太陽市場 吉祥寺店 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2
杏奈のマンション外観 はつせ三田 東京都港区三田5-10
杏奈が歩いた橋 万世橋 東京都千代田区外神田1-1
瀬尾がタクシーを降りた場所 竜閑さくら橋 東京都中央区日本橋本石町4-1
公園のシーン 入新井公園 東京都大田区大森北1-20
こうして並べてみると、『君の好きは無敵』は一つの街だけで撮影されているわけではなく、物語の役割に合わせて東京各地の雰囲気を使い分けていることが分かります。
合理的で都会的な杏奈の世界には洗練されたオフィスが使われる一方、瀬尾と関わるようになってからはショップや公園、イベントスペースなど、少しずつ色のある場所が増えていくのも印象的ですね。
『君の好きは無敵』ロケ地のレストランはビストロ・ド・ラパン
『君の好きは無敵』のレストランロケ地として特に気になるのが、劇中で迫田勉(髙嶋政伸さん)が営む洋食店「キッチン迫田」です。
撮影に使われたのは、東京都台東区浅草橋3-28にある「ビストロ・ド・ラパン」とされています。
劇中の「キッチン迫田」は、きらびやかな高級店というより、人のぬくもりや生活の気配を感じられる場所として登場しています。
杏奈がこれまで身を置いてきた合理性重視のビジネス空間とは違い、こうした飲食店には「人と人が向き合う場所」という空気がありますよね。
私はドラマを見ていて、このロケ地選びがとても『君の好きは無敵』らしいと感じました。
この作品は単に「キャラクターを作る仕事」を描いているのではなく、数字や理屈だけでは測れない“好き”や“かわいい”に杏奈が触れていく物語でもあります。
そのため、無機質な会議室だけでなく、誰かが料理を作り、誰かが食事をし、会話を交わすレストランが登場することで、ドラマ全体に柔らかさが生まれているように見えるのです。
聖地巡礼として訪れる場合は、ドラマの撮影場所である以前に通常営業している店舗であることを忘れず、混雑時を避けたり、撮影だけを目的に長時間滞在したりしないよう配慮したいですね。
『君の好きは無敵』オフィスのロケ地は?宝来コンサルやMERRYを解説
『君の好きは無敵』では仕事が物語の大きな軸になっているため、オフィスのロケ地も数多く登場します。
なかでも検索されやすいのが、杏奈が以前勤めていた「宝来コンサルティング」と、大三島匠(本郷奏多さん)が社長を務める「MERRY」の撮影場所ではないでしょうか。
宝来コンサルティングの外観は五反田JPビルディング
杏奈がエースとして働いていた大手コンサル「宝来コンサルティング」の外観には、五反田JPビルディングが使用されています。
所在地は東京都品川区西五反田8-4です。
杏奈は仕事に人生を捧げてきた人物でありながら、物語冒頭で突然FIRE、つまり早期リタイアを選びます。
そんな彼女の“以前の世界”を象徴する場所として、都会的で整った印象の建物が選ばれているのはとても分かりやすいですね。
ピシッとしたビルの外観を見ていると、杏奈が長く生きてきた「成果」「効率」「仕事のできる自分」という価値観まで映し出されているように感じます。
だからこそ、その後にキャンディショップやキャラクター売り場へ足を踏み入れたときのギャップも、より鮮やかに見えてきます。
MERRYのロビーは恵比寿ガーデンプレイスタワー
大三島匠が社長を務めるライバル会社「MERRY」のロビーに使われたのは、恵比寿ガーデンプレイスタワーです。
所在地は東京都渋谷区恵比寿4-20。
高い天井や広々とした空間が印象的で、劇中企業の洗練されたイメージをしっかり支えています。
MERRYは物語の中で仕事上の緊張感を生む存在でもあるため、少し非日常的な華やかさのある場所を使うことで、「強そうな会社だな」と視覚的に感じやすくなっているのではないでしょうか。
私はこうした“会社ごとの空気の違い”がロケ地から伝わってくるドラマが好きです。
セリフで「大企業です」「ライバル企業です」と説明されるよりも、登場人物がどんな空間を歩いているかを見るだけで、その会社の立ち位置が自然に伝わってきますよね。
ZAPAANのロビーはaneos本社ビル
劇中会社「ZAPAAN(ザパーン)」のロビーとして使われたのは、aneos 本社ビルです。
所在地は東京都目黒区中央町1-5。
杏奈が小南紀子(島崎和歌子さん)と話をするシーンで登場しています。
『君の好きは無敵』は“働く大人”が主役の作品なので、単に一つの会社を描くだけではなく、複数の企業や仕事場を行き来する構成になっています。
そのたびに異なる実在施設を使うことで、杏奈や瀬尾の仕事の世界がぐっと広く感じられるのがポイントですね。
コンペやイベント会場など『君の好きは無敵』仕事関連の撮影場所は?
オフィス以外にも、『君の好きは無敵』ではキャラクター制作やプレゼン、イベントに関係する撮影場所がいくつも登場しています。
なかでも印象的なのが、東京電機大学 東京千住キャンパスと、千葉県柏市のKOIL TERRACEです。
練馬コンペは東京電機大学 東京千住キャンパス
練馬コンペのプレゼンを待つ場面で使用されたのが、東京電機大学 東京千住キャンパスです。
所在地は東京都足立区千住旭町5。
劇中では2号館が使われ、さらに2号館前の歩道では、瀬尾が鈴加(小野花梨さん)に投げ飛ばされる印象的なシーンも描かれました。
仕事のプレゼンという緊張感のある場面と、ちょっと笑ってしまう人物同士のやり取りが同じ場所で展開されるのが、このドラマらしいところですね。
『君の好きは無敵』は、お仕事ドラマでありながら堅苦しくなりすぎず、人間同士の距離感を軽やかに見せてくれます。
ロケ地もいかにも“ドラマ用の会議室”だけに限定せず、大学施設の開放感を取り入れているため、画面が重たくなりにくい印象があります。
シニカルモルコのイベント会場はKOIL TERRACE
杏奈が「シニカルモルコ」の着ぐるみ姿で奮闘していたイベント会場には、KOIL TERRACE by Mitsuifudosanが使われました。
所在地は千葉県柏市若柴226です。
吹き抜けのある広々としたアトリウムが特徴的で、キャラクターイベントの華やかさが映える場所でした。
杏奈にとって「かわいい」は、もともと自分から最も遠い価値観の一つです。
その彼女が着ぐるみまで着てキャラクターの世界へ飛び込んでいく場所が、明るく開放的な空間なのは象徴的だと感じます。
最初は理解できなかったものに触れて、少しずつ視野が広がっていく。
その変化を、閉じた会議室ではなく、多くの人が行き交うイベント会場で描いているところにも意味があるように思えます。
病院シーンは東京リハビリテーションセンター世田谷
杏奈が廣瀬(藤井隆さん)や鈴加から名刺を受け取った場面には、東京リハビリテーションセンター世田谷が使用されています。
所在地は東京都世田谷区松原6-37です。
病院や公共施設のような場所は、実際に利用している人が多い場所でもあります。
聖地巡礼する場合は、撮影場所を確認することを目的に長時間とどまったり、施設利用者の動線を妨げたりしないよう、特に丁寧な配慮が必要ですね。
原宿・吉祥寺・平和島にも!ショップ系ロケ地を詳しく紹介
『君の好きは無敵』を見ていると、オフィス以上に目を引くのが、杏奈が「かわいい」という世界を知るために足を運ぶショップの数々です。
合理性を優先してきた杏奈が、色とりどりの商品に囲まれて戸惑う姿は、この作品の面白さを象徴していました。
杏奈のバイト先はキャンディー・ショータイム キャットストリート店
杏奈がアルバイトをしていたポップなお店のロケ地は、キャンディー・ショータイム キャットストリート店。
所在地は東京都渋谷区神宮前6-7です。
カラフルな雰囲気は、仕事一辺倒だった杏奈のこれまでの生活と真逆と言ってもいいですよね。
FIREを宣言して会社を辞めたにもかかわらず、現実には悠々自適とはいかず、領収書整理などの隙間バイトをすることになった杏奈。
その“思っていた未来と違う”感覚を背景に、こうした色鮮やかな場所へ放り込まれる展開が、物語に独特のテンポを生んでいます。
「かわいい」の調査場所はキデイランド 原宿店
杏奈が「かわいい」を調査するため訪れ、その世界の広さに圧倒されていたのが、キデイランド 原宿店です。
所在地は東京都渋谷区神宮前6-1。
『君の好きは無敵』はサンリオが全面協力しており、キャラクタービジネスや「かわいい」を仕事にする人たちの情熱が物語の重要な要素になっています。
そのため、キャラクター商品が並ぶ実在のショップをロケ地として使うことには大きな説得力がありますね。
私自身、杏奈のように最初は「かわいいって、感覚の話では?」と思って見始めた人ほど、こうした場所が登場することで、キャラクタービジネスの規模や奥深さを実感しやすいのではないかと感じました。
“好き”は曖昧な感情に見えて、実際には商品企画やデザイン、販売、ファンとの関係など、多くの仕事によって支えられています。
このドラマは、ロケ地そのものを通して、その世界の厚みも見せているように思います。
クレーンゲームはタイトーステーション BIGFUN平和島店
杏奈が一生懸命クレーンゲームに挑戦する場面は、タイトーステーション BIGFUN平和島店で撮影されています。
所在地は東京都大田区平和島1-1です。
会社で成果を出すことには慣れていても、「かわいいものを欲しい」「ゲームを楽しむ」といった感覚にはまだぎこちなさがある杏奈。
そんな彼女がクレーンゲームに向き合う場面には、仕事の能力とはまったく別の価値観に触れていく面白さがありました。
瀬尾が出てきた店は亜州太陽市場 吉祥寺店
買い物を終えた瀬尾が姿を見せたアジア食材店は、亜州太陽市場 吉祥寺店です。
所在地は東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2。
ドラマではメインのオフィスやイベント会場だけでなく、こうした日常的な店も実在のロケ地として登場します。
だからこそ登場人物が「ドラマの中だけの人」ではなく、東京のどこかで普通に暮らしている人のように感じられるのでしょうね。
杏奈のマンションや橋、公園のロケ地はどこ?
『君の好きは無敵』では、仕事場だけでなく、杏奈や瀬尾がふと一人になる時間を映す街並みも大切に使われています。
こうしたロケ地は物語を直接動かす場所ではないように見えて、登場人物の気持ちを静かに見せてくれる場所でもあります。
杏奈のマンション外観は「はつせ三田」
主人公・杏奈が暮らすマンションの外観に使われたのは、はつせ三田です。
所在地は東京都港区三田5-10。
仕事で成功していた杏奈の生活拠点として、都会らしいマンションが使われています。
ただ、会社を辞めてFIREしたからといって、杏奈の人生がその瞬間から自由で幸福になったわけではありません。
むしろ仕事を失ったことで、自分は何が好きなのか、何をしたいのかという空白が見えてくる。
そのためマンションは「華やかな成功の象徴」というより、杏奈が一人で自分自身と向き合う場所として見えてくるのが興味深いですね。
夜の橋は万世橋
杏奈が夜に渡っていた橋は、万世橋です。
所在地は東京都千代田区外神田1-1。
予告でも印象的だった場所で、ストリートライブに目を留める杏奈の姿が描かれました。
こういう場面は、派手な出来事が起こらなくても妙に記憶に残ります。
合理性を優先して生きてきた杏奈が、損得とは関係のない音楽や誰かの表現にふと足を止める。
私はそこに、『君の好きは無敵』というタイトルにつながる小さな変化が表れているように感じました。
「好きなものを好きと思う」ということ自体、杏奈にとっては意外と簡単ではないのかもしれません。
だからこそ、街角で偶然出会ったものに心が動く場面が大切に見えてくるのでしょう。
瀬尾がタクシーを降りたのは竜閑さくら橋
瀬尾がタクシーから降りた場面の撮影場所は、竜閑さくら橋の北詰付近です。
所在地は東京都中央区日本橋本石町4-1。
オフィス街らしい景色の中にあり、仕事を軸に動く瀬尾の生活にも自然になじんでいました。
万世橋と同じく、橋という場所は登場人物が移動する途中の“中間地点”です。
物語を見ていると、杏奈も瀬尾も最初から完成された人物ではなく、自分の価値観を揺さぶられながら変化していきます。
そんな二人に、どこかへ向かう途中の橋の場面が多いのは、偶然ながら作品のテーマにもよく似合っていると感じます。
瀬尾がボールを受けた公園は入新井公園
瀬尾が子どもの蹴ったボールを頭に受けてしまう少しコミカルな場面は、入新井公園で撮影されています。
所在地は東京都大田区大森北1-20です。
仕事では偏屈で気難しく見える瀬尾も、こうした日常の場面に置かれると途端に人間味が増しますね。
杏奈との掛け合いだけでなく、何気ない場所で見せる瀬尾の姿があることで、「ただの天才デザイナー」ではない輪郭が少しずつ見えてきます。
第3話以降の『君の好きは無敵』ロケ地にも注目
2026年7月28日時点の情報では、第3話には乃村工藝社の本社オフィスがロケ地として登場予定とされていました。
乃村工藝社は空間デザインに関わる企業であり、「デザイン」「キャラクター」「ものづくり」が物語の柱になっている『君の好きは無敵』との相性はとてもよさそうです。
単なる見栄えのよいオフィスではなく、実際にデザインに関わる企業の空間を使用することで、仕事を扱うドラマとしてのリアリティも増していくと考えられます。
また、この作品はサンリオの全面協力によって、キャラクター制作の裏側や、かわいいものを生み出す仕事の難しさまで描いている点が大きな特徴です。
そう考えると、今後も「実際にクリエイティブな仕事が行われている場所」や、キャラクター文化と親和性の高い施設が撮影場所として使われる可能性には注目したくなります。
もちろん、今後登場するロケ地については放送内容や公式情報を確認しながら見ていく必要がありますが、背景に映る建物や店舗を意識すると、ドラマの楽しみ方がもう一段増えそうですね。
「デザイン瀬尾」のロケ地は個人宅?聖地巡礼で注意したいこと
『君の好きは無敵』のロケ地巡りで、特に注意しておきたいのが瀬尾の仕事場「デザイン瀬尾」の外観です。
参考情報では、世田谷区の閑静な住宅街にある一軒家が撮影に使われ、実際に人が暮らしている個人宅とされています。
周辺には歴史ある「奥沢海軍村」の面影が残るとされていますが、個人宅である以上、詳しい住所を探し出したり、SNSで場所を拡散したりするのは避けたいところです。
もちろん、敷地への立ち入りや長時間の滞在、大声での会話も控える必要があります。
これは単なるマナーの問題だけではありません。
ドラマのロケ地は、作品の世界では特別な場所でも、現実には誰かの生活や仕事の場です。
聖地巡礼が盛り上がるほど、ロケ地側の負担が大きくなってしまえば、将来的にドラマ撮影そのものを受け入れにくくなる可能性もあります。
ファンとして作品を応援するなら、「見に行った痕跡を残す」より「迷惑を残さない」ことのほうが大切だと私は思います。
ビストロ・ド・ラパンやキデイランド 原宿店、タイトーステーションのような一般営業施設についても同じです。
営業時間や利用ルールを守り、ほかのお客さんを優先しながら楽しむことが、作品にもロケ地にも優しい巡礼になりますね。
『君の好きは無敵』ロケ地から見えてくる作品の魅力を考察
ここからは私なりの考察ですが、『君の好きは無敵』のロケ地には、主人公・杏奈の価値観の変化がかなり分かりやすく表れていると感じています。
物語の始まりで杏奈を取り囲んでいたのは、五反田JPビルディングのような大きなオフィスや、会社、プレゼン、契約といった「仕事の成果」が中心になる場所でした。
ところが瀬尾と出会い、「大ヒットキャラクターを生み出す」という無茶な課題に関わるにつれて、杏奈が足を運ぶ場所はどんどん変わっていきます。
キャンディショップ、キデイランド、ゲームセンター、イベント会場、レストラン、公園。
数字で成果を測りやすい場所から、「楽しい」「かわいい」「好き」という感情が生まれる場所へ、少しずつ行動範囲が広がっているんですね。
私はここが、このドラマのロケ地を見るうえで一番面白いポイントだと思います。
ロケ地は単なる背景ではなく、杏奈の世界が広がっていく順番そのもののように見えるからです。
さらに、瀬尾もまた「偏屈な天才デザイナー」というだけではありません。
入新井公園で子どものボールを受けたり、吉祥寺の店からふらっと出てきたりと、仕事の外側にいる姿が挟まれることで、人としての柔らかい部分が少しずつ見えてきます。
杏奈は合理性に寄りすぎ、瀬尾は感覚やこだわりに寄りすぎている。
そんな正反対の二人が、お互いの世界に少しずつ足を踏み入れていく物語だからこそ、撮影場所も「ビジネス街」と「かわいいものに囲まれた空間」の両方が必要なのでしょう。
そしてもう一つ注目したいのが、実在施設の使い方です。
『君の好きは無敵』は、キャラクタービジネスやデザインという、現実にも存在する仕事を扱っています。
そこで、キデイランド 原宿店やデザイン企業に関係する施設など、現実の「ものづくり」「キャラクター文化」を連想しやすい場所を映像に取り込むことで、ドラマの世界だけが浮いて見えにくくなっています。
ドラマ好きとしては、こうした背景まで気づくと、何気ないシーンが急に面白くなります。
「なぜこの場所を選んだのかな」と考えながら見ると、美術セットだけでは伝わらない作品側の意図が少し見えてくるような気がするんです。
『君の好きは無敵』は、仕事に人生を捧げてきた大人が、自分でも忘れていた感情を取り戻していく物語でもあります。
だからこそ、無機質なオフィスだけでは終わらず、店、公園、橋、イベント会場へと舞台が広がっていくこと自体が、杏奈の心が少しずつ自由になっていく過程のようにも見えますね。
『君の好きは無敵』ロケ地・撮影場所まとめ
『君の好きは無敵』の主要なロケ地には、宝来コンサルティング外観の五反田JPビルディング、MERRYのロビーとなった恵比寿ガーデンプレイスタワー、レストラン「キッチン迫田」のビストロ・ド・ラパンなどがあります。
さらに、東京電機大学 東京千住キャンパス、KOIL TERRACE、キデイランド 原宿店、タイトーステーション BIGFUN平和島店、亜州太陽市場 吉祥寺店、万世橋、入新井公園など、東京を中心に多彩な撮影場所が登場しています。
こうしてロケ地を並べてみると、杏奈が会社中心の世界から少しずつ「かわいい」「好き」「楽しい」に触れていく過程が、場所の変化にも表れているように感じます。
これから『君の好きは無敵』を見るときは、杏奈と瀬尾の関係だけでなく、二人の後ろに映るオフィスやショップ、街角にも目を向けてみてください。物語の世界が、少しだけ立体的に見えてくるかもしれませんね。
よくある質問
『君の好きは無敵』のレストラン「キッチン迫田」のロケ地はどこ?
「キッチン迫田」の撮影場所は、東京都台東区浅草橋3-28のビストロ・ド・ラパンとされています。迫田勉役は髙嶋政伸さんです。
宝来コンサルティングのオフィスロケ地はどこ?
杏奈がかつて働いていた「宝来コンサルティング」の外観には、東京都品川区西五反田8-4の五反田JPビルディングが使用されています。
『君の好きは無敵』のMERRYのロケ地はどこ?
大三島匠が社長を務める「MERRY」のロビーには、東京都渋谷区恵比寿4-20の恵比寿ガーデンプレイスタワーが使われています。
ライオポン(らいおぽん)/ドラマ命の専業主婦ライター


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