『マイ・フィクション』最終回の予告では、由梨と津村の過去、祐介が記憶を改ざんした本当の目的、そして「愛」が最大の焦点になっています。
8月23日放送の第8話で物語はついに完結。第7話まで積み重ねられてきた「誰の記憶が本物なのか?」という謎が、一気に答えへ向かいそうですね。
※ここからは第7話までの内容と最終回予告に触れます。未視聴の方はネタバレにご注意ください。
『マイ・フィクション』最終回予告で分かることは?
『マイ・フィクション』の最終回予告で最も大きなポイントになっているのは、7年前の二宮由梨(森川葵)、津村大輔(野村周平)、二宮祐介(玉森裕太)の関係です。
第7話の終盤、由梨は津村から「7年前、自分たちは婚約していた」という衝撃的な事実を告げられました。
ところが、由梨自身には津村と婚約していた記憶がありません。
由梨にとって愛する夫は、あくまでも祐介です。
そして祐介は、記憶を書き換える「Persona Shiftプログラム」に関わっていた人物でした。
ここまでの情報をつなげれば、最終回で避けて通れない疑問はかなりはっきりしています。
- 由梨と津村は本当に婚約していたのか
- 由梨の記憶を変えたのは誰なのか
- 祐介はなぜ由梨の人生に入り込んだのか
- 津村が殺人犯となった7年前に何が起きたのか
- 祐介がすべてを重ねてきた本当の目的は何だったのか
最終話の番組情報でも、賢人の誘拐事件をきっかけに、7年前に由梨と津村が婚約関係だったことが判明するとされています。
さらに、残酷な現実を知った由梨の祐介への愛情は、次第に憎しみへ変化していくことも示されています。
これはかなり重い展開ですよね。
これまで私は『マイ・フィクション』を見ながら、「記憶を消された人」の怖さに目を奪われていました。
けれど最終回予告を見ると、本当に怖いのは記憶を失うことだけではありません。
自分が大切にしてきた愛情そのものが、誰かによって作られたものかもしれない。
そこにこのドラマ最大の切なさがあるように感じます。
『マイ・フィクション』予告の注目点①由梨と津村は本当に婚約していた?
最終回を前にして浮上した最大級の事実が、由梨と津村の過去です。
第7話では、由梨の息子・二宮賢人が室谷隆敏(吉村界人)に誘拐される事件が発生しました。
室谷は由梨の前で賢人を解放しますが、その直後、鉄パイプを棚へ投げ、倒れた棚の下敷きになった賢人は病院へ搬送されます。
そこで判明したのが、賢人の血液型でした。
賢人はB型Rhマイナスという珍しい血液型で、津村も同じ血液型だったのです。
血液型だけで親子関係を断定することはできません。
ただ、物語の終盤でわざわざこの一致が示された以上、最終回へ向けた重要な手掛かりとして配置されていると考えるのが自然でしょう。
そして、さらに大きな爆弾が落とされます。
津村が由梨に対して、7年前には自分たちが婚約していたと明かしたのです。
由梨にその記憶はありません。
ここで「Persona Shiftプログラム」の存在が一気に恐ろしく見えてきます。
犯罪者の更生などに利用されていた記憶改ざん技術が、もし由梨の人生にも使われていたとしたら――。
由梨が「祐介を夫として愛してきた時間」さえ、これまで視聴者が信じていた形とは違って見えてしまいます。
最終回予告では、7年前に何があったのかをめぐり、由梨と津村が祐介を問い詰め、祐介が衝撃の真実を語ることが示されています。
つまり最終話では、単純に「誰が記憶を書き換えたのか」だけでなく、由梨・津村・祐介の関係がどこから始まり、どこから変えられてしまったのかが重要になりそうですね。
『マイ・フィクション』予告の注目点②二宮祐介はなぜ記憶を改ざんした?
『マイ・フィクション』の予告を読み解くうえで、もう一度整理しておきたいのが二宮祐介という人物です。
物語序盤では、玉森裕太さん演じる主人公は介護士の「伊川正樹」として登場しました。
妻・真弓(宮澤エマ)と暮らしていたはずなのに、事故から目覚めると周囲の人々は正樹を覚えておらず、多田義孝(ジャンボたかお)が「伊川正樹」として生活していました。
ところが物語が進むにつれて、主人公自身についても驚くべき事実が明らかになります。
DNA検査などを経て、彼の正体は由梨の夫だった二宮祐介本人だと判明しました。
つまり、「自分の人生を奪われた」と感じていた主人公自身も、改ざんされた記憶の中で別人として生きていたことになります。
第7話で明らかになった祐介の過去も重要です。
祐介はもともと、PTSDを抱えて生きづらさを感じている人を救うためだと信じ、記憶を書き換える研究に関わっていました。
しかし実際に「Persona Shiftプログラム」の対象になっていたのは犯罪者たちでした。
祐介は2年前、自分が記憶改ざんを施した人々が犯罪者だったことを知ります。
プロジェクトから抜けようとしたものの簡単には許されず、最終的に自分自身の記憶を書き換えるという選択をしました。
妻の由梨と息子の賢人に危害が及ばないようにするためでした。
この経緯だけを見ると、祐介は危険なプロジェクトから家族を守ろうとした人物にも映ります。
しかし最終回予告によって、そんな祐介にもまだ語られていない「7年前」があることが示されました。
特に気になるのが、最終話の紹介で示されている「すべてを操った二宮の本当の目的」というポイントです。
2年前の自己犠牲的な行動だけでは説明できない何かが、さらに過去に隠されている可能性があります。
私はここが最終回のいちばん重要なところだと感じています。
祐介が「家族を守るために記憶を消した人」だけなら、ここまで物語は複雑にならないはずです。
守るための嘘と、手に入れるための嘘。その境界がどこにあったのか。
最終回では、その線引きを視聴者自身が問われることになりそうです。
『マイ・フィクション』予告の注目点③由梨の愛が憎しみに変わる理由
最終回予告の中でも、個人的に胸がざわつくのが由梨の変化です。
最終話では、残酷な現実を知った由梨の祐介に対する愛情が、次第に憎しみへ変わっていくとされています。
ここまで由梨にとって祐介は「亡くなった夫」であり、愛した相手でした。
ところが、津村との婚約が事実であり、その記憶まで誰かによって変えられていたのなら、話はまったく違ってきます。
自分が誰を好きだったのか。
誰と人生を歩もうとしていたのか。
なぜその人を忘れたのか。
そして、現在「愛している」と思っている感情はどこから生まれたのか。
その土台が全部揺らいでしまうんですよね。
ここで『マイ・フィクション』というタイトルの意味も、最終回を前にぐっと重く感じられます。
「フィクション」は単なる作り話ではなく、登場人物それぞれが「これこそ自分の人生だ」と信じている物語そのものなのかもしれません。
記憶を書き換えれば、過去の出来事を忘れさせることはできる。
でも、誰かを愛した感情まで完全に消えるのでしょうか。
あるいは反対に、偽りの記憶から始まった愛情であっても、そこで実際に過ごした年月まで「偽物」になってしまうのでしょうか。
私は、この問いこそ『マイ・フィクション』が単なる謎解きサスペンスで終わらない理由だと思っています。
最終回で祐介の行動がどれほど身勝手なものだったと判明したとしても、由梨が祐介と過ごしてきた時間まで簡単に消せるわけではありません。
だからこそ、「愛情が憎しみに変わる」という予告は、単純な復讐への転換ではなく、愛していたからこそ許せない由梨の葛藤を示しているようにも感じられます。
『マイ・フィクション』予告の注目点④津村と奈々美は人生を取り戻せる?
最終回で決着を見届けたい人物は、祐介と由梨だけではありません。
津村大輔と石野奈々美もまた、記憶改ざんによって人生を大きく変えられた人物です。
津村は殺人罪で7年間服役し、出所後は正樹を追い続ける謎めいた存在として登場しました。
序盤だけを見れば「主人公を狙う危険人物」のように映りますが、回を追うごとに立場が変化していきました。
そして第7話では、由梨との婚約という過去まで明らかになっています。
一方、伊川真弓として生活していた宮澤エマさん演じる女性の正体は石野奈々美でした。
奈々美には、娘・美羽との人生があります。
最終回のあらすじでは、津村がかつての恋人である由梨との関係を、奈々美が娘との人生を取り戻せるのかが焦点として挙げられています。
ここがとても興味深いところです。
最終回で「本当の記憶」が戻ったとしても、時間そのものは戻りません。
7年間という時間を過ごした津村。
別の人生を生きてきた奈々美。
祐介を夫だと認識してきた由梨。
伊川正樹として暮らしてきた祐介。
真実を知ることと、失った人生を取り戻すことは同じではないんですよね。
『マイ・フィクション』は最終回で謎を解くだけなら、「7年前の真相」を明かせば成立します。
けれどドラマとして本当に見届けたいのは、その真実を知った人たちがこれからどの人生を自分のものとして選ぶのかではないでしょうか。
そこまで描かれたとき、タイトルの意味が完成するような気がしています。
最終回予告から考察!祐介の本当の目的は「由梨への愛」なのか
ここからは、最終回予告と第7話までの情報を踏まえた私なりの考察です。
最終回で最大の鍵になるのは、やはり祐介はなぜ由梨の記憶に関わったのかだと考えています。
7年前、由梨と津村は婚約していた。
現在の由梨には、その記憶がない。
そして現在の由梨が夫として記憶しているのは祐介です。
この3点をそのまま並べれば、「祐介が津村から由梨を奪うため、由梨の記憶を書き換えたのでは?」という疑いが浮かびます。
実際、最終回を紹介する情報でも、祐介の目的と由梨への愛が重要なポイントとして注目されています。
ただ、私はそれだけでは終わらないのではないかと考えています。
なぜなら第7話までの祐介は、単純に他人の人生を奪って満足する人物としては描かれていないからです。
2年前には、自分が関わってきた記憶改ざんの実態を知り、プロジェクトから抜けようとしています。
さらに由梨と賢人を守るため、自分自身の記憶まで書き換えました。
もちろん、それが7年前の行動を正当化することにはなりません。
むしろ最終回では、「愛している」という気持ちは、他人の人生を変える理由になり得るのかという厳しい問いが祐介に突きつけられるのではないでしょうか。
もうひとつ気になるのが、由梨の伯父・藤谷治(佐戸井けん太)の存在です。
藤谷は脳科学を研究する大学教授で、幼い頃に母を亡くした由梨を引き取り育てた人物です。
記憶をテーマにしたこの物語で、由梨の身近に脳科学の研究者がいるという設定は、最終回まで気になるポイントとして残っています。
ただし、予告段階で藤谷が7年前に具体的に何をしたのかまでは断定できません。
ここは「怪しいから黒幕」と決めつけず、最終話で明かされる事実を待ちたいところですね。
また、脚本を担当する山岡潤平さんは、この作品について、人は記憶を頼りに生きている一方、記憶はとても主観的であり、それさえ偽造されていたら何を信じればいいのか、登場人物だけでなく視聴者にも混乱してほしいという趣旨のコメントをしています。
そしてラストまで見れば、第1話からもう一度見返したくなるのではないかとも語っています。
このコメントを踏まえると、最終回には単なる「犯人発表」以上の仕掛けが用意されている可能性があります。
第1話で見た何気ない場面が、真実を知った後には別の意味を持って見えてくる。
そんな構造になっているのなら、祐介、真弓、多田、津村たちに抱いていた第一印象までひっくり返されるかもしれません。
主演の玉森裕太さん自身も、過去の記憶と現在の記憶を演じ分けることについて、混乱するほど大変だった一方で、やりがいを感じた撮影だったと振り返っています。
主人公の「伊川正樹」と「二宮祐介」が同じ顔でありながら、どの記憶を持っているかによって別の人物のように見える――。
最終回を見る前に予告をチェックするときは、ストーリーだけでなく、祐介の表情や由梨を見る眼差しが、どの時点の記憶に基づくものなのかにも注目してみたいですね。
『マイ・フィクション』最終回はいつ?予告編を見る前に放送時間を確認
『マイ・フィクション』最終話となる第8話の放送日は、2026年8月23日(日)です。
通常は毎週日曜よる10時15分から放送されていますが、最終回は『有働Times』の拡大放送に伴い、15分繰り下げて、よる10時30分から11時24分までの放送予定となっています。
いつもの時間と異なるので、リアルタイムで見ようと思っている方は注意したいですね。
ABCテレビの公式サイトでも、最終話について「8月23日(日)よる10時30分放送」と案内され、放送時間が変更になることへの注意が記載されています。
また、TVerには8月19日放送分として、「2分でわかる!これまでの物語と最終話予告」が掲載されています。
第1話から追いかけてきたものの、「登場人物と記憶が複雑になってきた……」という方には、最終回前の整理にちょうどよさそうですね。
TVerでは第7話「愛のため、重ねた嘘」のほか、第1〜3話、スピンオフ、ダイジェストや予告などの関連コンテンツも案内されています。
配信内容や終了日時は変更される可能性があるため、視聴する際は最新の配信状況をTVerや番組公式情報で確認してください。
そして主題歌にも、最終回を読み解くヒントがありそうです。
主題歌はKis-My-Ft2の「My Affection」。
この楽曲は「誰かを想う」という優しく温かな感情をテーマにしており、愛と記憶が強く結びついた『マイ・フィクション』の物語と重なります。
最終回予告では祐介の行動が「愛だったのか、それとも許されない支配だったのか」というところまで踏み込んで見えてきます。
だからこそ最終話では、主題歌がこれまでとは違った響き方をするかもしれません。
「愛しているから守る」と「愛しているから相手の人生を変える」は、似ているようでまったく違います。
この作品が最後にその違いをどう描くのか、私はとても気になっています。
『マイ・フィクション』予告から見える最終回最大のポイント
『マイ・フィクション』の予告をチェックすると、最終回は「誰が記憶を改ざんしたのか」という謎解きだけでは終わらなさそうです。
7年前、由梨と津村は婚約していた。ところが由梨にはその記憶がなく、祐介を夫として愛している。
そして祐介は、他人だけでなく自分自身の記憶まで書き換えていました。
その祐介が7年前に何をしたのか。
由梨の記憶はなぜ変わったのか。
津村が失った7年間にはどんな意味があったのか。
奈々美は娘との人生を取り戻せるのか。
そして、すべてを操ったとされる祐介が本当に欲しかったものは何だったのか。
予告を見る限り、これらが第8話で一本につながっていくことになりそうです。
個人的には、最終回の答えは「本当の記憶を取り戻して終了」ではないと考えています。
このドラマがずっと描いてきたのは、記憶そのものだけでなく、記憶によって形作られる人間関係と愛情だからです。
もし由梨の祐介への愛が、改ざんされた過去の上に築かれていたとしても、その後に二人が実際に過ごした時間まで消えるわけではありません。
反対に、どれほど祐介が由梨を愛していたとしても、その愛を理由に由梨自身の選択を奪っていたのなら、由梨が怒りや憎しみを抱くのも当然でしょう。
「記憶が本物なら愛も本物」「記憶が偽物なら愛も偽物」という単純な二択では割り切れないところに、この作品の面白さがあります。
最終回で真実が明かされた瞬間、視聴者がそれまで見てきた第1話から第7話までの景色まで変わる。
そんなラストになれば、『マイ・フィクション』というタイトルにも、とても深い余韻が残りそうですね。
8月23日の最終話は通常より15分遅いよる10時30分スタート。
予告編やこれまでのダイジェストで人物関係を整理してから、祐介が最後に語る「7年前の真実」を見届けたいと思います。
よくある質問
『マイ・フィクション』最終回の予告で何が分かる?
大きなポイントは、7年前に由梨と津村が婚約していたことと、その記憶を由梨が失っていることです。
最終回では由梨と津村が祐介を問い詰め、祐介が7年前の衝撃的な真実を明かす展開が予告されています。さらに、祐介の本当の目的も重要な焦点になります。
『マイ・フィクション』最終回はいつ放送?
第8話・最終話「ただ、君が笑ってくれるなら」は、2026年8月23日(日)よる10時30分〜11時24分の放送予定です。
通常のよる10時15分開始ではなく、『有働Times』拡大放送のため15分繰り下げられる予定なので注意してください。
『マイ・フィクション』の最終回予告はTVerでも見られる?
TVerには8月19日放送分として、「2分でわかる!これまでの物語と最終話予告」が掲載されています。
これまでの物語を短時間で振り返りながら最終話に備えられる内容なので、人物関係や記憶改ざんの流れを整理しておきたい方にも向いています。配信状況は変わる場合があるため、視聴時にはTVerの最新情報を確認してください。
記憶を失う怖さから始まった『マイ・フィクション』は、最後には「記憶が変わっても、愛した事実は残るのか」という、とても人間らしい問いへたどり着こうとしています。
予告に散りばめられた由梨、津村、祐介の表情を思い浮かべながら、7年前から続いてきた“フィクション”がどんな真実へ変わるのか。温かい紅茶を用意して、最後の一話までじっくり見届けたいですね。
ライオポン(ドラマ命の専業主婦ライター)


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